アサート No.407(2011年10月22日) |
【追悼集のお知らせ】 「全力疾走、全力投球 追悼 吉田勝次さん」 |
読者各位にとっても古い友人であった吉田勝次さん追悼集が、同編集委員会によって、2011年9月に発行されました。 吉田勝次さんは、大阪大学に1962年入学、学生運動に参加、1965年3月の民主主義学生同盟第4回大会で全国委員長に選出され、学生運動の統一のため奮闘。卒業後は貿易関係の職場を経て、1977年衆議院議員上田卓三さんの秘書となり、まさに水を得た魚のごとく活動されました。1988年上田事務所退職後は、日本国際問題研究協会事務局長などを経て、1994年大阪経済大学客員研究員、1998年からは姫路工業大学(現兵庫県立大学)環境人間学部教授に就任。2008年に同大学を定年退職されました。 一方、2005年に右腎臓の摘出手術以来、大学教授の仕事と癌との闘いを、吉田さんらしく、明るく、そして徹底的に闘いぬき、「癒す力--がんの患者学入門」(2008年12月)を執筆されていましたが、2010年2月帰らぬ人となりました。 追悼集には、大学関係者、教え子の皆さん、台湾民主運動の活動家の皆さん、そして学生運動以来の友人など、多くの皆さんからの追悼の言葉が寄せられています。 本書をご希望される場合、メールにてお知らせください。アサート編集委員会の方で手配させていただきます。(佐野) ![]() 「全力疾走、全力投球 追悼 吉田勝次さん」 2011年9月 吉田勝次さん追悼集編集委員会 にんげん出版 ¥3000円+税 |