| 1958年4月・5月・6月 | |
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| 内外情勢 | 学生運動 | 自治会の動き | |
| 4月 | 2 全国教育長会議、都勤評実施を突破口に全国実施の方針確認 15 日韓全面会談再会（第三次会談決裂以来四年ぶり） 15～22 第一回アフリカ独立諸国会議〔アクラ〕、統一問題討議 18 衆院、原水爆禁止決議案可決 19 総評・原水協・全学連共催・エニウェトク実験阻止・原水爆基地化反対国民大会〔日比谷野音〕、労働者・学生一万名参加 22 日教組勤評粉砕全国統一行動 23 都教委、勤評実施規則発表、都教組、一斉十割休暇闘争 28 英、クリスマス島で水爆実験 |
4月 1 反戦学同、ソ連核実験停止の報に米エニウェトク水爆実験中止を要求して米大使館に抗議デモ 2～4 全学連第十六回中央委〔中央労政会館〕、主流・反主流の対立激化、エニウェトク水爆実験反対、沖縄・新島ミサイル基地化反対等を決定 4 全教学協・夜学連・医学連、全学連十一回大会への組織統一と全学連との共闘強化の声明発表 5 都学連、エニウェトク実験反対で米大使館デモ 8 医学連機関紙「全日本医学生新聞」創刊 13～14 全学連緊急中執会議、エニウェトク水爆実験阻止・勤評反対で全力闘争に入ることを決定 19 エニウェトク水爆実験阻止国民大会に全学連千名参加、文部・外務省デモ、三名逮捕 25 エニウェトク水爆実験阻止・勤評粉砕全国第一波総決起大会、全国三十七都市十万学生決起、中央集会〔清水谷公園〕に東大教養・東京工大を初め三千名参加、米大使館・文部省にデモ 26 大阪府学連主催・府教組支援決起集会、勤評粉砕・エニウェトク実験反対を決議、府教組集会に合流 28 全学連緊急中執会議、警視庁の日教組に対する弾圧反対声明、反対闘争方針決定 29 反戦学同全国執行委、エニウェトク実験阻止・勤評粉砕等を決議 30 全日本青年学生共闘会議結成、全学連・民青同・全青婦・総評青婦協・社会党青年部・全日農青年部準備会の六団体で構成 |
16 京都地裁、京大記念祭事件（55年6月3日）で二名に有罪判決（執行猶予） 22 日教組の勤評粉砕全国統一行動に各自治会共闘、東京学大世田谷・小金井分校、東大教育学部スト、都教育庁に抗議デモ、信州大教育学 部、県庁にデモ・坐り込み 25 全学連第一波総決起、京都集会〔丸山公園〕、ストで決起した立命館大を初め六百名参加、官憲の弾圧で十数名負傷、広島集会〔平和公 園〕、広島大を中心に七百名参加、県庁内坐り込み中の県教組に合流 26 大分大経済・学芸学部学生大会、県教組大会に五百名参加 28 山形大教育学部授業放棄、四百名で県教組の坐り込みに参加 |
| 5月 | 2 長崎で中国国旗引きおろし事件（10日日中貿易全面停止） 6 東京地裁、蒲田事件で都公安条例を違憲・無罪と判決 10 学者文化人四十八氏、〝勤評は考えなおせ″との声明発表 12 米、エニウェトクで水爆実験 13 アルジェリアで仏反乱軍が公共治安委設置 15 文部省、〝勤務評定の実施について〝の次官通達 |
2～3 全学連拡大中執委〔中央労政会館〕、五・一五第二波総決起を各大学自治会に指令 15 エニウェトク・クリスマス島水爆実験阻止・勤評粉砕全国第二波総決起大会、全国五十九都市五十七校百十六自治会三十万名がスト・授業放棄等で決起、中央集会〔日比谷野音〕には四十校八千名参加、防衛庁・文部省・米英大使館デモ、夜学連二千名、夜間デモ禁止を蹴って有楽町デモ 25～27 反戦学同第四回全国大会〔西部労政会館〕、日本社会主義学生同盟（社学同）に改組決定、26日より社学同第一回全国大会（委員長・中村光男）、綱領・任務方針等を決定 26～27 全教学協解散大会〔渋谷公会堂〕、全学連への組織統一を決定 28～31 全学連第十一回全国大会（委員長・香山健一）、全学連との組織統一を決定した全教学協や新加盟二十四自治会代表を含む千名参加、主流・反主流の対立で一時乱闘、主流派路線の帝国主義政策粉砕の平和擁護闘争強化方針等を決定 |
----全国各大学で学生大会、全学連方針支持・第二波統一行動の準備進む 15 全学連第二波総決起、スト参加校は東大教養、一橋大、東京工大、北大教養・文・教育、新潟大教育、埼玉大、愛知大豊橋、岐阜大農・学芸、大阪学大天王子、広島大教養・文 15 教育大文学部自治会常任委、全学連中執に組織問題に関する公開質問状提出、神戸大自治会も十四中委決定の中執罷免に自己批判要求書発表 21 教育大、全学連中執方針に反対して独自に教育大平和集会開催、九百名参加 26 東京地裁、東大三・一四スパイ事件（54年3月14日）四被告に無罪判決 30 京大当局、同学会再建運動を不許可、代議員選挙を禁止、再建準備会ほ選挙強行を決定 31 日共東大細胞、アルジェリア闘争に声明〝ファシストの抬頭に対し闘うバリ・コミューンの子らに栄光あれ″発表 |
| 6月 | 1 仏ドゴール内閣成立 2 日共中央、全学連グループ会議否認、特別査問委設置を決定 4 日共中央、〝一部悪質分子と反党的思想粉砕″の声明発表 5 和歌山県教組、一斉休暇闘争 7 日共東京都委、全学連問題で予断をもって断罪してほならぬと強調 12 第二次岸内閣成立（文相・灘尾弘吉） 19 灘尾文相、勤評実施の方針不変と発言、日教組を非難 22 和歌山で日教組全国代表者会議、勤評全国闘争方針決定 23 「アカハタ」、書記局名の〝全学連グループの規律違反行為お よび若干の事実について″掲載 26 高知県教組、一斉休暇闘争 |
1 全学連十一回大会代議員グループ会議〔日共本部〕、党中央の指導糾弾、衝突（六・一事件） 1 全学連中執委、十一回大会決定により勤評闘争和歌山現地へのオルグ団集中を全国に呼びかけ、常駐指導態勢確立を図る 6～8 医学連第五回全国大会〔東京〕、米英核実験阻止・全学連加盟促進等を決議 7 都学連三百名、特別国会開会日に勤評実施反対・核実験即時中止等を要求して請願デモ 8 夜学連第六回大会〔衆院会館〕、夜学連解散・全学連への組織統一を決定 10 全学連、核武装阻止・勤評実施反対で全国統一行動、札幌・金沢・名古屋等で集会・デモ、東京では国会請願デモ 11 緊急関西自治会代表者会議〔和歌山〕、和歌山大闘争を全面支援、六・一八拠点自治会スト決議 11 全学連書記局細胞、日共中央に上申書〝六・一事件に関するわれわれの反省と要望″提出 13 全学連緊急中執委、勤評粉砕・和歌山大開争に全力で支援を決定、六・一八全国一斉行動を指令 14～15 四国学連大会〔高知〕、勤評反対で高知県教組支援スト等を決定 15 大阪府学連第十九回大会、勤評粉砕を決議 15 九州学連第九回大会、勤評粉砕等を決議 18 勤評粉砕全開酉統一行動、大阪千名、京都五百名、奈良五百名で集会・デモ・坐り込み展開 21～22 全学連全国自治会代表者会議〔和歌山大〕、 勤評和歌山闘争を評価、全国に拡大するため六・二五、七・三全国統一行動を決定 23 全学連夜間学生対策部の提唱で学園民主化私学共闘会議結成、法政大・中大・早大等参加 25 勤評撤回要求全国一斉学内集会、都学連、灘尾文相との会見拒否され文部省前坐り込み、警官隊出動で実力排除さる 28～29 都学連第九回大会〔衆院会館〕 |
5～8 和歌山大学芸学部、県教委の勤評実施に抗議、教組の十割休暇闘争に共闘してスト 10 金沢大、全学連統一行動で市内デモ中、自衛隊員による写真撮影を追及、自衛隊に抗議 11 北学大札幌分校、私服警官学内侵入に抗議してデモ、警官隊と衝突して五名逮捕（12日道学連千二百名の抗議デモ） 13 法政大全自協等、二部自治会承認・地下食堂解放を要求してハンスト突入（17日全学抗議集会、理事二名の追放を決議） 16～21 京大同学会再建のための代議員選挙、大学当局の禁止下で強行（27日再建準備会、同学会再建延期を決定） 17 和歌山大学芸学部、県評・部落解放同盟等七団体で〝共闘″結成、連日県庁前坐りみ 18 全関西総決起大会〔和歌山県庁前〕、和歌山大各学部スト突入、現地で関西自治代開催 25 高知三大学（高知大・高知女子大・高知短大）、勤評阻止スト突入 26 東大教養、五・一五スト責任者四名処分に処分反対抗議集会 28 和歌山教組・和歌山大自治会抗議集会、官憲の不当逮捕にほ即日ストで決起する等強力な抗議行動展開等を決定 30 法政大全中闘抗議集会、大学当局の地下食堂の生協運営承認等の妥協案で全学スト回避 ---日共立命館大細胞、六・一事件に関し党中央の自己批判を要求した〝意見書″提出 |